海外ではバカ売れ

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高校卒業後、大学入学までの時期に運転免許をとる。そういう人が多いと思う。あるいは大学生になってからバイトをしてお金を貯め、1年目、あるいは2年目の長期休みを利用して免許を取得する、そんな人も多い。そんなぴかぴかの免許証をとった若者に対して、親御さんが車をプレゼントしてくれるという場合があるが、特に最近だと「車をプレゼント」というのはなかなかハードルが高いことのようで、あまり聞く話ではない。若者自身が、ためたお金で中古車を買う、そういうケースが多いだろう。生まれて初めて買った車は中古車だった、そんな思い出を持つ人の数は少なくないと思う。
しかし私たちにとって中古車とは、逆をいえばそれ以外の存在ではないのではないか。やがて大学を卒業して仕事を持つようになり、ローンを組めるようになると中古車は処分して新車を購入する、ということになるだろう。「車が必要だがどうしても新車が買えない」そういう切羽詰まったケース以外、中古車と関わる機会はなくなるだろう。

そういうわけで、日本では中古車売却は盛んだが(買取業者に引き取ってもらう)、中古車購入はそれほど盛んではない。
エスビーティーという中古車販売業の会社はそのことを押さえたうえでビジネスを行っている。エスビーティーが扱う中古車は海外で販売されており、特に発展途上国では今多くの人が日本の中古車を求めている状態なので、かなりの成功を収めているのである。
というわけで、日本で中古車を購入する場合にはエスビーティーの名前を聞くことはない。「中古車販売の会社なのに全然その方面で名前を聞かないな。小さい会社なんだろうな」などと誤解してはいけない。海外ではバカ売れ状態の日本製中古車を扱って、大成功を収めているのだから。